2011年3月26日土曜日

原子力問題を考える

あまりこういう事は書く事がないですが、やっぱり静岡県民としては気になる事なので、此処で自分の意見をオープンにしたいと思います。
今回の福島第一原発の被害については、本当に心が痛みます。そして我が身として考えなければならない事です。中部電力の浜岡原子力発電所は、
「8km以内周辺には8本の活断層が知られており、ほかに3本のリニアメント(活断層の疑いがある)があるが、そのうち2本が原発敷地内を走っている。」(出展:「日本の活断層-分布図と資料」 - 東京大学出版会)
とのこと。さらに静岡県は東海地震がいつ来てもおかしくないと言われており、またこれに連動して東南海地震、南海地震が相互に誘発される可能性があるという事。 このシナリオは、今回の東日本大地震のケースと同じ。東日本大地震は3つの地震がほぼ同時に起きたそうです。
福島第一原発で起きた事が、再現されてしまう事は想像に難くないです。
今朝BBCで見た番組では、リポーターが浜岡原発の是非を問いかけていました。「浜岡原子力発電所は活断層の上に立ち、また津波防護壁も8mしかない。福島第一原発を襲った津波は14m以上だった。」「日本は本当にこれほどの数の原子力発電所が必要なのか?」 私も、本当にそう思う。
そもそも日本にはエネルギー資源がなかった事と、アメリカの後押しがあって原子力発電所が建設される事になった。しかし、それから40年近く経った今でも原子力発電所の計画が後を絶たないのは、そこで利益を得る一握りの人々が居るからだと思う。 原子力安全・保安院、政治家、ゼネコン、大手電気会社のH社、M社、T社、そして電力会社。今回の福島第一原発の件、彼らはどのように事を収集するつもりなのだろう。事態は未だに悪化する一方なのに。
日本の原子炉の大半であるBWR(Boiling Water Reactor沸騰水型原子炉)、PWR(Pressurized Water Reactor加圧水型原子炉)、これらの基礎原理は燃料棒が発する熱でタービン電機を回し、それで発電するという物。この『熱でタービン電機を回す』という原理、ほかの発電システムの仕組みでも全く同じ。 なぜ原子炉にこだわるかは、出力能力、利権意外には考えられない。日本の電力供給の70%は火力発電に依存しているのに。
本当に、原子力依存はやめるべきなのではないでしょうか?使用済み核燃料の安全な処理方法も確立できていないのだから。少なくとも、建設に際して多くのデータ偽装の存在が有ると言われている浜岡原発は停止するべきではないでしょうか。 日本が4度目の被爆に直面しないためにも。
"Japanese fears over nuclear power"(日本の原子力への懸念) - BBC news, UK(英語) "Spielen Japans Medien die Atomkrise herunter?"(日本のメディアは原発危機をもみ消していないか?) - die Zeit, Germany(ドイツ語)

0 件のコメント:

コメントを投稿