2010年12月8日水曜日

Luis Barragán

さて、昨日に引き続き、自分の好きな建築家さんのお話。 LCADでのインテリアデザイン科の講義、実技ともに、かなり建築寄りだったこともあり、デザイン構想にかなり色々な建築家のことをリサーチしました。また、これはイギリスのデザインに対する傾向なのかもしれませんが、意匠にあたり、哲学書とかもかなり読み漁る必要がありました。 とくに1年で受ける講義"Contextual and Theoretical Studies"(文脈及び理論研究)がそれを物語っており、ここでル・コルビュジエ(Le Corbusier)等の多くの建築家を知ることとなりました。 ここからリサーチを進めていくうえで自分が傾倒していったた建築家はルイス・バラガン(Luis Barragán)とベルナール・チュミ(Bernard Tschumi)でした。この二人、本当に両極端なんですが、今回は前者のバラガンのお話。
ルイス・バラガンはメキシコ人の建築家で、私がル・コルビュジエを調べていくうちに線上にあがってきた建築家でした。自らがインスピレーションを受けたル・コルブの住宅とは「住む機械(machine à habiter)」(このフレーズはよく誤解されますが、これ以前に大勢を占めていた建築を過剰な装飾から成り立つ醜悪なものから、人にとって最適化された空間の創造を目指すという事と理解すべきでしょう)であるという考えをバラガンはさらに進化させ、最適化、機能美だけを追求するのだけではなく、『静穏』を呼び起こす「感情表現豊かな建築」を追求しようとしました。 それをよく表しているのが『ヒラルディ邸 Casa Gilardi)』、初めて「この家に住みたい!」と思った作品でした。(笑)このほかにもさまざまな作品を残していますが、やはりメキシコの風土に根差す、感情表現豊かな建築です。
だからこそ、彼の生涯住み続けた家『バラガン邸(Casa Barragán)』はユネスコ世界遺産登録を受けたんだと思います。
Casa Giraldi
これはヒラルディ邸のダイニングルーム横のプール。ちょっと普通じゃ考えられないし、この写真見ただけじゃなんなのかもわからないか。(笑)

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    お邪魔します。
    ベルナール・チュミのことも、是非書いてください。
    学生の頃に、とても流行っていて、
    なんか、懐かしいです...。
    ラ・ヴィレット公園コンペの、
    チュミ案とコールハース案には、随分とかぶれて、
    課題で真似したりしたなあ...。

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  2. コメントありがとうございます、いつもブログ見させて貰ってます。
    チュミ、リベスキンド、コールハース、どれも懐かしい名前です。
    今でこそセンセーショナルさは薄れ、彼らの建築、そしてそれらに
    インスピレーションを受けた物はよく見かけますが。
    一時期のこういったエッジの効いた建築が、今は少なくなっている気がします。

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