2010年12月7日火曜日

Nicholas Grimshaw

さて、このところFacebookづいてまして、LCADのインテリアデザイン科時代の連中との交流が出来ていて本当に楽しいんですが、そういえば自分は元々そっち目指していたんだなって思った。 で、このブログを見てくださっている建築家さんのブログもよく拝見しているんですが、この所のアップはブルーノ・タウトの事。 あぁ、本当に自分は建築とかインテリアデザインとか好きなんだなって再確認しました。 で、ちょっとその頃良いなって思った建築家さん達のことを振り返ってみようかと思いました。
そもそもカナダのアルバータ州立大では理論物理学を専攻して、デザインの方面は高校時代に目指してたんですが、大学入学に際してあきらめていたんです。でも、その意欲を再燃させてくれたのがタイトルにあるニコラス・グリムシャー(Nicholas Grimshaw)。大学で悩んでる時期に、忘れもしない、Whyte Avenueの本屋さんで見かけたのが『旧ウォータールー国際駅』の写真。(今では閉鎖されているのはショックですが・・・)
北米に住んでいると分かるのですが、建築やデザイン一般は大味になります。なぜなら土地が広いから。土地も建築の制限も少ないので、致し方ない。 様々な制限が多い方が、より良いデザインの建造物が出てくる。これはヨーロッパが良く表していると思う。 他のフランスやイタリアもそうだと思うけど、イギリスについて言うと、『建築基準』(Building Regulations)が厳しく、特に『特別建築若しくは歴史的価値を有する建造物の法定一覧』(Statutory List of Buildings of Special Architectural or Historic Interest、一般的には"Listed Building")に登録されている建物、保護地区等が多いため、窓枠を変えることもままならない。 そんなところだからこそ、新しい建築は斬新で、そして素晴らしい。 『旧ウォータールー国際駅』もそんな建物の一つです。 ...残念ながら、グリムシャー事務所のプロジェクトからは削除されてました。)
Waterloo International Railway Station
旧ウォータールー国際駅(Old Waterloo International Railway Station)、ここからユーロスターに乗ってパリに行けたことが思い出かな。
建築において「その土地の歴史、景観、文化との『文脈』こそが最重要点」、これはイギリスで叩き込まれたこと。特にインテリアデザインについては、既存の躯体をそっくりそのまま残すケースが多いので(Listed Building等で)、これは本当に重要なこと。 だからこそ日本では真似できない建物が、街角にあふれている。ドイツでも同じだった。 新しい建築物だって、厳格な都市計画に沿って審査され、建設許可を得ているので、斬新であっても、その都市の『文脈』に連続性を持たせている。 そういう国だからこそ、Architecture Association(AA)Schoolが存在し得る。
スクラップ&ビルドを続けている日本、タウトの言葉が今もなお生き続けている理由が分かる気がする。

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