2012年5月20日日曜日

Ultra-trail Mt. Fuji 2012

今日は日本トレラン界の一大イベント『Ultra-trail Mt. Fuji 2012』の観戦・応援に富士宮、河口湖町に足を運びました。
トレランを走った人なら知っている『UTMB』、その正式姉妹レースとして今年から始まりました。
本来なら昨年開始の計画だったのですが、311の影響、及び周辺自治体、団体との交渉の進捗等の結果、今年スタートというわけです。
今回はその記念すべき第1回大会、否が応にも盛り上がります。
この私も大変盛り上がっております。なにせ、応援前日の夜眠れなくなる程に。ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
実際に行ってみたら、普通のトレイルランニング大会とは違う、肌に感じるものがありました。

さて、全長160km弱の富士山周回コースのため、すべてのエイドステーションに足を運ぶことは不可能、ましては参加しているトレラン部員全員の応援は物理的に無理なので、応援はエイドステーションA9「本栖湖キャンプセンター」とA8「西富士中学校」に足を運びました。
A9はトップ選手の通過を確認、応援するためです。A9の応援中には、もちろん我らアラジン・トレラン部主将の望月将悟選手の応援も含まれます。(A8はアラジン・トレラン部のSTY参加の皆さんの応援のため。)

A9には6時頃に着いたでしょうか?さすがに5月後半とはいえ、本栖湖のこの時間帯の温度は一桁。天候もよく、日が良く当たり、ほぼ無風だったため、徐々に暖かくなって来ました。が、選手たちが走っている山の中は相当寒いことが容易に想像できます。

さて、走行しているうちに、6時55分頃、1位ランナーがA9に到着、特に補給もせずに素通りして行きました。フランス人のジュリアン・ショリエ(Julien Chorier)選手。この時点での経過タイムは15時間 55分。驚異的なスピードです。さすがに直前が一番の難所だったこともあり、とても走るという状況ではなかったようですが、その淡々と歩をすすめる姿は、無我の境地に居るかのようでした。

ジュリアン選手に遅れること31分、2人めの外国人選手、カナダ人のアダム・キャンベル(Adam Campbell)選手が到着。ジュリアン選手に前半で追い抜かれて以来、その姿を捉えることができないことにかなりの焦燥感を抱いているようで、非常に緊張感漂う面持ちでした。水分補給の際にもその苛立ちを隠せないようでした。
もちろん、休憩はせずゴールである河口湖大池公園に向かいました。
Adam Campbell選手
最後のエイドステーションA9本栖湖キャンプセンターに最初に入ってきたのは、フランス人選手ジュリアン・ショリエ(Julien Chorier)選手 遅れること30分弱、カナダ人選手アダム・キャンベル(Adam Campbell)選手が通過。悔しさがにじみ出ていました。

トップの外国人選手2名がA9から姿を消して2時間15分、最初の日本人選手がA9に現れました。UTMBでも活躍している山本健一選手、ヤマケンさんが到着です。
終始笑顔を忘れず、応援のギャラリーにタッチで答えるなど、余裕の様子を見せていました。(とはいえ、実際にはかなり足には来ていたようです)エイドではジェルなどを補充、着替えをしていましたが、その間にも笑いを取るなど、やはりただものではありません。

そうそう、この時既にDNFしていた後藤豊選手がA9へ応援に駆けつけていており、ヤマケンさんとの話に花が咲いていたようです。
5分ほど準備、休憩の後、また笑顔でゴールへと走って行きました。

ヤマケンさん通過の30分後、日本人2人目、総合4位で武藤尚一郎選手がA9に到着しました。が、この時点でかなり疲労や痛みが来ていたようで、その表情に苦悶の様子が手に取るように見えました。やはりその疲れを回復すべく、やや眺めの休憩・補給を行なっていきました。
そのすぐ後、我らが望月将悟選手がA9に滑りこんできました。その差5分。
その顔には笑顔が見受けられ、まだまだ行ける感がバッチリ。「問題だらけだよ〜」と叫びながらも、いつも通りやってくれそうな雰囲気が十二分に出ていました。

将悟選手は後藤さんたちと談笑しながらジェル等を補給。5分ほどの休憩でしょうか?ひと通りの持ち物チェックを終えたあと、最後に菓子パンをザックの一番取り出し易い場所に仕舞い、その直前にエイドを出発した武藤選手を追いかけて行きました。
この時点で128kmは走っているのに、あれだけの元気はどこから出てくるのか?不思議でなりません。
ヤマケンさん
日本人選手でA9を一位通過したのは山本健一選手。この時点で総合3位。ジュリアン選手との差はこの時点ですでに2時間15分。 エイドを受けている間も、終始笑いを巻き起こしていたヤマケンさん。やはりUTMBでならしただけある。どこまで1、2位に肉薄できるか?
望月将悟選手
日本人2位、総合4位でA9に到着したのは武藤尚一郎選手。この時点でかなりダメージが蓄積していたらしく、少し長い休憩。残念ながら最終順位は10位と転落してしまった模様。 来ました、我らアラジン・トレラン部主将、望月将悟選手。日本人3位、総合5位でA9に到着。先に到着していた武藤選手を追いかけるべく、菓子パンを持って出発しました。

私のA9での応援はここで終了、急ぎA8に向かうことになりました。
それで、気になるUTMFの結果ですが、結果一覧をまとめましたので、こちらをご参照ください。
"utmf 2012 results.pdf"
トップ2の順位は変わらず、脅威のタイムでゴール。160kmを19時間ほどでゴールというのは、人知を超えた力としか言い様がありません。
そして日本人選手1位はヤマケンさん。タイムは21時間15分。これだって十分恐ろしいタイムですから、如何にトップ二人のペースが凄まじいかがわかります。
そして我らの望月将悟キャプテンは21時間54分。総合第4位、日本人2位です!スゲ━━━━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━━━━!!!!やはりやってくれました!
A9で総合4位につけていた武藤選手は、残念ながら最終順位は総合10位に転落。それでもこの結果は十分驚異的なのです。が、やはりA7〜A8、A8〜A9区間でのダメージの蓄積が結果として現れた様子です。
総合5位は、やはりというか、横山峰弘選手。残念ながら、私はお見かけし、応援する機会はありませんでした。

今回のUTMF、後藤豊選手、相馬剛選手等、日本のトレラン界を牽引する選手たちが次々とDNFとなり、奥宮選手等、途中で体調不良を訴える選手が多い波乱含みの感もありましたが、素晴らしい第1回になったのではないでしょうか?ぜひ次へとつなげて頂ければと思います。

今この時間にも、一般ランナーの皆さんは森を駆け抜けています。そうしたすべてのUTMF・STYランナー皆さんにエールを送りたいと思います。
Godspeed be with you!

次回は、STYの様子をブログアップしたいと思います。

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